腰痛、腰の痛みを楽にするには

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腰痛腰の痛みを楽にするなら筋肉だけじゃなく、体を整えることも必要です。

腰痛、腰の痛みを解消する、楽にする、緩和する、和らげる、改善する方法は色々ありますが、どの方法も楽になる事はありますが痛みの原因を見つけることもしていません。

  • 一時的に腰痛、腰の痛みを楽にする方法………筋肉を揉む、マッサージ、腰痛に効果のあるサプリメント、湿布を貼る、腰痛ベルトで固定する、ツボを押す、ツボに鍼を刺す、低周波に代表される電器類、痛み止めの注射を打つ、
  • 痛みの原因を見つけ出していく施術………検査をして確認しながら整えていく

腰痛、腰の痛みの切っ掛け

腰痛や腰が痛くなる原因は、切っ掛けが関与することもありますが、何も切っ掛けが無い時も起こる事もあります。

腰痛、腰が痛くなる切っ掛けとは

  • 重たい物を持つ
  • 前かがみの姿勢(掃除をする、料理を作るなど)
  • 庭仕事で座って立とうとしたとき
  • 座りっぱなし
  • 立ちっぱなし
  • 横すわり、
  • 足を組む
  • くしゃみ
  • 合わない寝具・枕………などなど

痛みが起きる切っ掛けをする前に、もうあることが起きていると、痛みを起きやすくなります

それが体の崩れ、体の歪みです。

体の崩れ、体の歪みが起きて、大きくなっていくと痛みが起きる条件が揃っています。

体の崩れ、体の歪みが大きくなった時には、限界を超えて起きていますので、あとは切っ掛けが必要な時もあれば、必ずしも切っ掛けが無くても起きてしまいます。

腰痛、腰の痛みは多くの人が経験する症状であり、原因も様々です。痛みを楽にするためには、原因に合わせた対処法が重要です。

1. 痛みが強い場合(急性期)

  • 安静にする: 無理に動かず、痛む姿勢を避けて安静にします。
  • 冷やす: 炎症を伴う場合は、アイシングで冷やすと痛みが和らぐことがあります。痛む部位が熱を持っている、激しい痛みがある場合は冷やしましょう。
  • 市販薬の活用: 解熱鎮痛剤(NSAIDsなど)や湿布薬が痛みの緩和に役立ちます。ただし、湿布は一時的なものなので、根本的な治療にはなりません。
  • 医療機関を受診する: 激しい痛みや、しびれ、麻痺などの症状がある場合は、自己判断せずに整形外科を受診しましょう。ぎっくり腰などの急性腰痛の場合も、早めに受診することで回復が早まることがあります。

2. 慢性的な腰痛の場合(痛みが落ち着いてきたら)

慢性的な腰痛は、姿勢の悪さや筋肉の衰え、血行不良などが原因で起こることが多いです。以下の方法で改善を目指しましょう。

  • 正しい姿勢を意識する:
    • 座る姿勢: 椅子に深く腰かけ、背筋をまっすぐ伸ばし、猫背にならないように注意します。腰と太もも、太ももと膝がほぼ直角になるように椅子の高さを調整し、足の裏全体が床につくようにします。長時間のデスクワークでは、30分に1回は立ち上がって腰を伸ばすなど、こまめに休憩を挟みましょう。
    • 立つ姿勢: あごを引き、お腹の力を引き締め、背筋を伸ばして立ちます。肩の力を抜き、左右の高さがそろうように意識し、重心は親指の付け根に置くとバランスがとりやすくなります。前かがみや反りすぎの姿勢は腰に負担をかけます。
    • 重い物の持ち方: 重い物を持ち上げる際は、腰を下ろして膝をつき、荷物に体を近づけてから全身の力を使ってゆっくり真上に持ち上げましょう。

ストレッチ

  • ストレッチ: 腰周りの筋肉を柔らかくすることは、腰痛緩和に非常に効果的です。無理のない範囲で継続的に行いましょう。
    • 膝抱えストレッチ: 仰向けに寝て両膝を胸に引き寄せ、抱え込みます。息を吐きながらさらに胸に近づけ、10秒ほどキープします。
    • 片膝抱えストレッチ: 仰向けに寝て、片膝を胸に引き寄せ抱え込みます。もう片方の足はまっすぐに伸ばします。
    • 膝倒しストレッチ: 仰向けに寝て両膝を立て、両腕を真横に広げます。息を吐きながら両膝をゆっくり左右に倒します。両肩が床から離れないように注意しましょう。
    • ハムストリングス(太ももの裏)のストレッチ: 仰向けに寝て片足を天井に向かって上げ、タオルなどを足裏にかけてゆっくりと頭の方へ引き寄せます。
    • 腸腰筋(股関節の付け根)のストレッチ: 片膝立ちになり、前方の足に体重を乗せて股関節の付け根を伸ばします。
    • 脊柱起立筋のストレッチ: 四つん這いになり、背中を丸めたり反らしたりを繰り返します。

筋力トレーニング

  • 筋力トレーニング: 腹筋や背筋といった体幹の筋肉を鍛えることで、腰を安定させ、腰痛の予防・改善につながります。ただし、痛みが強い時期は控えましょう。
    • ドローイン: 仰向けに寝て膝を立て、息を吐きながらお腹をへこませ、その状態をキープします。
    • ブリッジ: 仰向けに寝て膝を立て、ゆっくりとお尻を持ち上げ、肩から膝までが一直線になるようにキープします。
  • 温める: 慢性的な腰痛には、お風呂にゆっくり浸かる、カイロを使うなどで腰周りを温め、血行を促進することが有効です。
  • 寝具の見直し: 適切な硬さのマットレスや枕を選ぶことも大切です。
  • 栄養: ビタミンB群(豚肉、玄米、カツオ、マグロ、カキなど)やビタミンE(ナッツ類など)は、神経や血行の維持に関与すると言われています。バランスの取れた食事を心がけましょう。
  • ストレスケア: ストレスも腰痛に影響を与えることがあります。リラックスできる時間を作りましょう。

3. 医療機関を受診する目安

  • 痛みが激しい、または悪化する
  • しびれや麻痺がある
  • 足に力が入らない
  • 排尿や排便に問題がある(膀胱直腸障害)
  • 発熱を伴う
  • 転倒などの明らかな原因がなく、急に強い痛みが出た
  • セルフケアを続けても改善が見られない

これらの症状がある場合は、自己判断せずに整形外科を受診することが重要です。医師が適切な診断と治療法を提案してくれます。場合によっては、MRI検査やブロック注射、リハビリテーションなどが検討されます。

北九州市にお住まいの場合、腰痛専門医や整形外科は多数あります。例えば、北九州市小倉北区には「ふじたに整形外科クリニック」や「田中整形外科医院」などがありますし、「ILC国際腰痛クリニック」のような腰痛に特化したクリニックもあります。

腰痛は生活習慣と密接に関わっています。日頃から姿勢に気をつけ、適度な運動を取り入れ、無理のない範囲で体を動かすことを心がけましょう。

お問い合わせ方法
徳力整体院
予約制 電話:093-962-9133
所在地:北九州市小倉南区守恒本町2-2-10-2階
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定期的なケアで、腰痛、腰の痛みのない快適な毎日を目指しましょう!