生理痛を和らげるためのセルフケアについて
生理痛は多くの女性にとって辛い経験ですが、いくつかのセルフケアの方法で症状を軽減できます。
以下に、いくつかの方法とそれぞれについての詳細を箇条書きで示します。
体を温める
生理痛の一番の敵は「冷え」です。冷えは血行不良を引き起こし、痛みを悪化させます。
使い捨てカイロ、毛布、腹巻きなどで腹部や腰部を温めましょう。
レッグウォーマーで下半身を温めるのも、全身を温めるのに効果的です。夏の冷房にも注意が必要です。
生姜(ショウガ)には体を温める作用のあるショウガオールやジンゲロールが含まれており、血流促進による生理痛緩和が期待できます。
ショウガ入りの味噌汁、スープ、お茶などを摂ることも有効です。
温かい飲み物も効果的です。
ホットミルクはリラックス効果も期待でき、ラクトフェリンには生理痛緩和作用が報告されています。
また、温かい豆乳(大豆イソフラボン含有)も、女性ホルモンに似た作用を持つ成分を含むため、ホルモンバランスを整え、不調緩和に役立つ可能性があります。
ハーブティーもリラックス効果が期待できます。
適切な姿勢と休息
猫背や緊張した姿勢は、お腹回りの血行を悪くする可能性があります。
姿勢に注意し、リラックスした状態を保つことが大切です。
腰痛や下腹部痛を感じる場合は、痛みを和らげる姿勢を意識しましょう。
椅子に座る際は、骨盤を立てるイメージで座ったり、必要に応じて立ち上がって屈伸運動や足の付け根のマッサージを取り入れると血行促進に繋がります。
十分な睡眠は非常に重要です。睡眠不足は生理痛を悪化させるため、休息を十分に取るように心がけましょう。
ツボ押し
気海(おへそから指2本分下)、三陰交(内くるぶしの骨のでっぱりから指4本分上)、関元(おへそから指4本分下)、血海(膝の内側、お皿の上、指2~3本分上)、腎兪(腰部、腰椎の両側に位置する)、照海(内くるぶしの下、指一本分)、合谷(手の甲の親指と人差し指のくぼみ)などのツボが効果的です。
ツボを優しく押したり、温めたりすると緩和効果が期待できます。
指の腹を使って、気持ちの良い程度の強さで10~20秒間押してみましょう。
月経開始5~7日前から行うと良いとされています。
ただし、痛みを感じるほど強く押したり、繰り返し押したりすると炎症を起こす場合があるので注意しましょう。
軽い運動
ウォーキング、ジョギング、ヨガなど、軽い運動は血行促進とリラックス効果があり、生理痛の軽減に役立ちます。
ただし、生理中は無理をしないことが大切で、激しい運動や長時間の運動は避けましょう。
生理の前半はゆっくり休むことを推奨し、後半になったら徐々に運動量を増やしていくのが効果的です。
食生活への工夫
栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
体の中から温める効果のある食品(温かい飲み物、スープ、根菜類、ショウガなど)を取り入れることが大切です。
マグネシウム、ビタミンE、EPA・DHA、鉄分を含む食品も生理痛の緩和に役立つ可能性があります。大豆イソフラボンを含む食品(豆乳など)も有用です
その他
アロマテラピー:ラベンダー、カモミール、ゼラニウム、ベルガモットなどのアロマはリラックス効果があり、ストレス軽減に繋がります。
ストレスは血流を滞らせ、生理痛を悪化させる一因となるためです。
鎮痛薬:それでも痛みが強い場合は、市販薬(NSAIDsなど)の服用も選択肢として検討できます 。
薬を使用する際には、必ず添付文書の指示に従って用法用量を守り、必要以上に服用しないよう注意してください。
痛みを感じ始めたらすぐに服用するほうが効果的です。ただし、痛みを感じてもあまり薬に頼りすぎることなく、上記のようなセルフケアと併用することをおすすめします。
激しい痛みや薬が効かない場合は、医師の診察を受けましょう。
低用量ピル(OC)も生理痛緩和に用いられる可能性があります。
ゆったりした服装を心がける: 身体を締め付ける洋服は血行不良につながることがありますので,なるべくゆったりとした快適な服を選んでください。
上記の情報はあくまで参考であり、個々の症状や体質によって効果は異なります。
もし生理痛が日常生活に支障をきたすほど強い場合、またはセルフケアで改善が見られない場合は、必ず婦人科を受診して医師の診断と適切なアドバイスを受けることを強く推奨します。
また、この記事の情報は2025年6月8日現在の情報に基づいており、将来変更される可能性があることをご了承ください。
徳力整体院の生理痛の施術
徳力整体院が生理痛を和らげる方法は、「体の歪みを整え、流れを良くすること」に重点を置いています。
生理痛の原因は子宮や骨盤周辺の血流や神経の流れが滞ることが関係しているため、次のような独自の整体施術で根本からアプローチします。
■ 生理痛への主な施術アプローチ
当院では生理痛を原因を見つけ出す事をしていますが、そのためには施術に入る前に検査することからしています。
検査は体全体の検査と、生理に関係することの多くは骨盤にありますので、骨盤の歪みや開きの検査をします。
ほとんどの方の体の状態は、良いことはありません。
その良いことがない状態の体が、普段は、どうもなくても生理の時に生理痛に影響しています。
1. 骨盤の歪み調整
- 骨盤が前後・左右に傾いたり、ねじれたりしていると子宮の位置がズレ、血流が悪化します。
- 骨盤を本来の正しい位置に戻すことで、子宮の働きや内臓のバランスが整い、生理痛の軽減につながります。
2. 背骨・腰のバランス調整
- 特に腰椎や仙骨周辺の歪みを整えることで、骨盤内の神経伝達がスムーズになります。
- 自律神経のバランスも整いやすくなり、ホルモンバランスの乱れによる痛みにも対応できます。
3. 内臓の位置と働きの調整
- 整体によって内臓の位置(特に腸や子宮周辺)を整え、圧迫や滞りを解消。
- それにより、血液やリンパの流れが促進され、冷えやむくみが減り、生理痛が和らぎやすくなります。
4. 筋肉の緊張緩和(押さない・揉まないやさしい調整)
- 無理なマッサージやボキボキしない整体で、骨盤周辺やお腹周りの深層筋を自然にゆるめます。
- 緊張が抜けることで、内臓への血流が改善し、痛みが軽減されます。
■ 徳力整体院ならではの特徴
- 電器・強いマッサージなし:自然な体のバランス調整だけで改善を目指す。
- 原因を見つけるための丁寧な検査:痛みの背景にある「歪み」や「流れの滞り」を的確に見極める。
- 一人ひとりに合わせたオーダーメイド施術:年齢や体質、生理痛の強さに合わせて無理のない方法を選びます。
■ 生理痛で来院された方のよくある変化
- 「毎月寝込むほどだったのが、薬を使わなくても平気になった」
- 「骨盤を整えてもらってから冷えが減って、痛みが軽くなった」
- 「生理前のイライラや不調が楽になった」
お問い合わせ方法
予約制 電話:093-962-9133
所在地:北九州市小倉南区守恒本町2-2-10-2階
詳細はアクセスページで
定期的なケアで、生理痛のない快適な毎日を目指しましょう!