肩こり解消!5分でできる簡単ストレッチ大全:原因別対策と予防法

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肩こり原因と解消法、そして様々なストレッチ方法について

肩こりの原因

肩こりは、必ずしも特定の病気によるものではなく、多くの場合、「本態性肩こり」と呼ばれる、原因がはっきりしないタイプです。

複数の要因が重なって起こると考えられており、主な原因としては以下が挙げられます。

姿勢の悪さ: 猫背や前かがみ、長時間同じ姿勢を続けること。 特にデスクワークやスマートフォンの長時間使用はリスクが高いです。

首や背中に負担のかかる姿勢、ショルダーバッグの使用なども影響します。

スマートフォンを使う際は目の高さで操作し、パソコン作業ではデスクや椅子の高さを調整するなどの工夫が有効です。
運動不足: 体をあまり動かさないと筋肉が硬くなり、血行不良や末梢神経の損傷につながる。

適度な運動で筋肉の強化と血行促進を目指しましょう。

ただし、やりすぎは逆効果なので注意が必要です。

ウォーキングやサイクリング、水中ウォーキング、ラジオ体操、ヨガ、ストレッチなどが効果的とされています。

ストレス: 肉体的・精神的なストレスは筋肉の緊張を招き、肩こりの一因となります。

不眠や冷えも同様の作用を及ぼす可能性があります。 ストレス対策として、入浴や、適度な運動も効果的です (ただしマッサージは強く揉みすぎると逆効果の場合も)。

冷え: 冷房などで血行不良に陥ると肩こりになりやすい。 身体を温める入浴も効果的です。

その他: なで肩、加齢による骨や腱の衰え(頸部脊椎症、五十肩など)、眼精疲労、栄養不足なども肩こりの原因として考えられています。

眼精疲労の原因としては、パソコン・スマートフォン・タブレットの長時間使用、メガネの度数の不適切さ、ブルーライト・紫外線、睡眠不足、ストレスなどが挙げられます。 

側弯症(レントゲンで確認できる場合が多い)の場合も肩や腰のこりやすくなります。


肩こりの根本的な原因は、筋肉の疲労と血行不良です。 これらの要因によって、首や肩の筋肉が緊張し、重苦しさや痛みを感じることになります。

肩だけでなく、頭痛、吐き気、手のしびれ、めまいなどの症状を伴うこともあります。

肩こりの解消法

肩こりの解消には、以下の方法が考えられます。

ストレッチ: 筋肉の緊張をほぐし、血流を促進する効果があります。

特に肩甲骨周りの筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋など)を重点的にストレッチすることが重要です。

具体的なストレッチ方法については後述します。

毎日行うのが理想的ですが、姿勢や休憩などを意識して肩や背中の筋肉の緊張を緩和するだけでも効果が期待できます。

ツボ押し: 手三里などのツボを刺激することで、血行促進と筋肉の緊張緩和が期待できます。

マッサージ: 血行改善に有効ですが、強く揉みすぎると筋肉を傷める場合があるので注意が必要です。 筋膜マッサージは肩揉みより効果がある可能性があります。 特に肩甲骨を動かすことで血行が良くなる可能性があります。

入浴: 血行促進、冷えの予防、筋肉の緩和、ストレス解消に役立ちます。

湯船に浸かり、肩までしっかり温めることをおすすめします 

入浴後、ストレッチを行うのも効果的です。

薬物療法: 消炎鎮痛剤(湿布薬など)を使用することで、痛みや炎症を抑える効果が期待できます。

適切な使用のため、薬剤師または医師に相談することが推奨されます。

ロキソプロフェンナトリウム水和物、フェルビナク、インドメタシンなどの非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs) は痛みのもととなる物質(プロスタグランジン)を抑える作用があります。

生活習慣改善: 栄養バランスの良い食事、運動、十分な睡眠、ストレス軽減などを心がけることで、肩こりを予防・改善することができます。

特にビタミンB群の摂取が推奨されています。水分補給も重要です。

医療機関への受診: 症状が強い場合、長引く場合、改善が見られない場合は、医師の診察を受けることが重要です。

原因が病気である可能性や、より具体的な治療法の検討が必要な場合があります。

肩こり解消のためのストレッチ例

ここでは、いくつか代表的なストレッチ方法を紹介します。 ただし、これらのストレッチはあくまで一般的な例であり、個人の体力や体調に合わせ、無理のない範囲で行ってください。

痛みを感じたらすぐに止めることが大切です。また、自己判断によるストレッチばかりに頼らず、医療機関を受診する事も重要です。

肩甲骨はがすストレッチ: 両ひじを肩より上に上げ、後ろにゆっくりと引きます。肩甲骨を寄せたままひじを下げ、脱力します。

胸・背中のストレッチ: 両手を頭の後ろで組み、息を吸いながら肘を外側に開いて肩甲骨を引き寄せ、視線を上に上げます。息を吐きながら肘を内側に回し、首から腰まで丸めます。

これを数回繰り返します。

背伸びストレッチ: 椅子に座り背筋を伸ばし、両手を組んで頭上へ伸ばします。

息を吸いながらさらに上へ背伸びし、息を吐きながらゆっくりと腕を下ろします。

肩甲骨ほぐしストレッチ: 背中を丸め、肩甲骨を前へ滑らせるように開いたり、肩甲骨を内側に寄せ背筋を伸ばしたりするストレッチ。


首を伸ばすストレッチ: 一方の腕を後ろで90度に曲げ、もう一方の手を頭の上に乗せ、ゆっくりと首を前に倒します。

鎖骨周りストレッチ: 鎖骨下あたりを押さえ、ゆっくりと息を吐きながら上を向き、息を吸って元に戻す。左右交互に行います。

ボート漕ぎストレッチ: 椅子に座り、手を伸ばした状態から、手のひらを上に向けてひじを曲げ胸を張ります。

親指を下に向け腕を内側にひねりながら前に伸ばし、背中を丸めます。

ひじを引き、開始時の姿勢に戻します。

寝ながら肩甲骨寄せストレッチ: 横向きで寝て、上側の足を前に出し、上側の腕を後ろに引くように伸ばします。反対の手は前に出します。

10〜15秒間キープします。

首回し運動: 頭の重みを感じながら、首を前後に5回ずつ、左右に5回ずつゆっくりと動かします。大きくゆっくりと首を回します。

肩上げ下げ運動: 両肩をゆっくりと上げ下げします。これを10回程度繰り返します。

上記以外にも、YouTubeなどの動画サイトには、様々な肩こり解消ストレッチが紹介されています。

ただし、動画の内容をよく確認し、安全な方法を選択し、無理なく行うことが大切です。

注意: ここで紹介した情報は、一般的な情報であり、医療アドバイスではありません。

肩こりに悩む場合は、必ず医療専門家に相談し、適切な診断と治療を受けてください。

症状が重症の場合や長引く場合は、自己判断で対処せず、速やかに医療機関を受診することが重要です。

徳力整体院の肩こり改善法

徳力整体院の肩こり改善法は、単に肩を揉む・電気を当てるといった対症療法ではなく、『肩こりの根本原因を見極めて整える』ことを重視しています。

以下に、徳力整体院ならではの肩こり改善アプローチを紹介します。


◆ 徳力整体院の肩こり改善法の特徴

徳力整体院では電器で筋肉のコリを中和することは考えていません。

また筋肉を揉むことはしますが、目的が筋肉ではありませんので、筋肉の先にあることが対象です。

1. 原因を徹底的に検査で見極める

肩こりの原因は肩そのものにない場合が多く、以下のような「全身のバランスの崩れ」が関係しています。

  • 骨盤の歪み
  • 頭の位置のズレ(ストレートネックなど)
  • 猫背や巻き肩などの姿勢不良
  • 肋骨・背骨の可動性低下
  • 呼吸の浅さや内臓疲労

初回の検査では、立ち姿勢、歩行、肩の動き、骨盤・背骨の状態などを細かく確認し、肩こりを引き起こす本当の原因を特定します。


2. 肩を揉まずに、原因部位を整える整体

筋肉を強く揉む、ボキボキ鳴らすような手技は行いません。代わりに、身体全体のゆがみ・崩れを優しく整えます。

  • 骨盤や背骨の位置を調整し、姿勢を整える
  • 頭の位置(前方変位など)を修正して首の負担を軽減
  • 肋骨の動きを改善し、呼吸が深くできるようにする
  • 内臓疲労やストレスによる自律神経の乱れを調整

このアプローチにより、肩こりが再発しにくい体作りを目指します。


3. 日常生活へのアドバイスも充実

施術だけでなく、日常のクセや姿勢が肩こりを引き起こすことがあるため、以下のようなアドバイスも行います。

  • 正しい座り方・立ち方・歩き方
  • スマホやPCの使い方の注意点
  • 簡単にできるセルフケアやストレッチ
  • 呼吸の質を高めるアドバイス

◆ このような肩こりでお悩みの方におすすめ

  • デスクワークで慢性的な肩こりがある
  • マッサージを受けてもすぐに戻ってしまう
  • 首や肩が重だるく、頭痛も起きる
  • 姿勢が悪いと感じている
  • 肩だけでなく、腰痛や便秘・疲れやすさもある

◆ 最後に

徳力整体院では、「肩こりの根本からの解消」を目的に、30年以上の経験をもとにした整体を行っています。電器も強揉みも使わず、体が本来持っているバランスを引き出すことで、自然と肩の負担が軽くなっていきます。


お問い合わせ方法
徳力整体院
予約制 電話:093-962-9133
所在地:北九州市小倉南区守恒本町2-2-10-2階
【※詳細はアクセスページで】
定期的なケアで、肩こりのない快適な毎日を目指しましょう!