肩こりを和らげ、予防するための方法は色々な方法がありますが、根本的には筋肉を揉んだり、マッサージしたり、低周波に代表される電器をかけても、運動、体操をしても、ストレッチしても、ダンベル体操をしても、目的は筋肉だけを対象とした方法です。

肩こりの原因とメカニズム
肩こりは病気の名前ではなく、様々な病気が引き起こす症状の一つです。
明確な定義はありませんが、一般的には首の後ろから肩、肩甲骨付近の筋肉の緊張や硬直による不快感、違和感、鈍痛を指します。
主要な原因として、姿勢の悪さ、運動不足(または過度の運動)、過労、ストレス、加齢などが挙げられます。
これらの要因により筋肉が過剰に緊張し、血管を圧迫することで血行が悪くなります。
結果として老廃物が蓄積され、更に筋肉の収縮が強まり痛みが悪化する負のスパイラルが発生します。
特にデスクワークやスマートフォンの長時間使用といった、同じ姿勢を続けることは肩こりの大きな原因となります。
その他、ストレスの蓄積や冷房による体の冷えも筋肉の緊張を引き起こし、肩こりを引き起こしやすくなる要因となります。
運動不足もまた肩こりの原因となり得ます。
体をあまり動かさないと筋肉は硬くなりやすく、血行不良や末梢神経の損傷を引き起こし、痛みやこりを生じる可能性があります。
血行不良が肩こりの直接的な原因の一つです。
血流を促進させることで、筋肉の緊張を和らげ、肩こりを解消する効果が期待できます。
冷えも肩こりを引き起こす要因
冷房の効いた場所や寒い屋外に長時間いると血行不良が起こりやすく、それが肩こりの原因となることがあります。
姿勢の悪さ、特に猫背や前かがみは、肩こりを引き起こしたり悪化させたりする原因となります。
首や肩に負担がかかる姿勢を避け、意識的に正しい姿勢を保つことが大切です。
正しい姿勢は、外くるぶし、膝横、大転子、肩、耳が一直線に並ぶ状態です。
肩こりの解消方法
ストレッチ: 肩や首の筋肉の緊張をほぐし、血流を改善する効果があります。
肩甲骨周辺の筋肉を重点的に伸ばすストレッチが効果的です。
具体的なストレッチとしては、肩甲骨を上下に動かす体操、胸・背中のストレッチ、僧帽筋や頭板状筋のストレッチ、キャットアンドカウなどがあります。
背骨を動かすことで自律神経が整い、肩周りの血流が促進されます。
肩こりは、肩を揉むだけでは深部の筋肉に届きにくいため、肩甲骨を動かすことで血行を改善する効果が高まります。
肩こりと運動、体操、ストレッチの硬化
運動: ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどの有酸素運動は血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果が期待できます。
水泳、バレーボール、テニス、エアロビクス、ヨガなど、全身を使う運動も有効です。
適度な運動は筋肉の硬化を防ぎ、血流を改善します。
日常的に体を動かすこと、例えば通勤・通学途中の徒歩、階段の利用なども有効です。
しかし、過度の運動は逆に肩を痛める可能性があるので注意が必要です。
入浴: 湯船に浸かることで血流が改善され、肩こりの緩和に繋がります。
入浴後にはストレッチを行うとさらに効果的です。
温熱療法も筋肉の緊張を和らげる有効な手段です。
マッサージ: 肩や首を優しくさする、圧迫するといったマッサージは、筋肉の緊張を和らげ、血流を改善する効果があります。
ただし、強く揉みすぎると筋肉が傷つく可能性があるため、注意が必要です。
筋膜マッサージも効果的です。
正しい姿勢の維持: 猫背や前かがみといった悪い姿勢は避け、パソコン作業や読書などの際には、こまめな休憩を取り、首を回したり肩を動かしたりするなどして筋肉の緊張を和らげましょう。
スマートフォンは目の高さで使用し、両手よりも片手操作を心がけるなど、工夫が重要です。
ストレス管理: ストレスは肩こりの大きな原因となるので、リラックス方法を考案する必要があります。
深呼吸や瞑想、趣味の時間を持つこと、十分な睡眠時間などによりストレスを軽減できます。
また、疲労は万病の元であるため、その日の疲れはその日に解消することが重要です。
薬物療法: 症状が重篤な場合は、医療機関を受診し、外用薬や内服薬を使用するのも有効な手段です。
消炎剤や湿布薬は痛みを軽減するのに役立ちます。
痛みの特定: 肩こりの痛みのポイントを特定することが、適切なケアには重要です。
腕をゆっくりと動かしながら、痛みの発生箇所を探ること、そしてその箇所をマッサージや湿布薬などで対処することが効果的です。
予防策
正しい姿勢を保つ: 日常的に正しい姿勢を意識することで、肩や首への負担を軽減できます。
適度な運動: 肩周りの筋力強化と柔軟性の維持に効果があります。
特に、全身運動は心身のリフレッシュにも繋がります。
ストレスの軽減: ストレスをため込みすぎないように、積極的に解消する努力をしましょう。
十分な睡眠: 睡眠不足は筋肉疲労を蓄積させやすいため、質の良い睡眠を心がけて;。
適切な栄養摂取: たんぱく質とビタミンB群を含む食品の摂取は筋肉疲労回復に役立ちます。
冷え対策: 寒さによって血行不良が起こるのを防ぎましょう。
徳力整体院の肩こり解消法は
当院では肩こりの根本的な原因は、運動不足、栄養のバランス、栄養不足からはなく、もっと根底に問題があると思っています。
当院では筋肉を揉むマッサージや筋肉をほぐす事が目的ではありません。
また初期のころは電器を多く使用していましたが、今では電器で肩こりを中和することはしていません。
当院の目的は。肩こりの筋肉のコリが、どうして起きるのか?………を体をチェックすることで見つけることです。
ほとんどの施術では、肩こりの原因を見つけ出すことの検査ができない為、筋肉を揉んだり、電器をかけることしかしていません。
それでも表面上の筋肉のコリや緊張はとれますから楽にはなれるでしょうが。
普通なら筋肉のコリや緊張が起きたら、少しは体の性能で減らす、解消する、楽にすることをしていますが、その機能が働いていないから、筋肉のコリが積み重なると言うことで………肩こりになっていきます。
肩の筋肉を解消することができない働きの低下が、どこから起きているのか?
それを見つけるためにも、大変重要な検査をする事なんです。
肩こりを検査する
肩こりを検査することは簡単なことではありません。
目で見ても、手で触っても見た目で判断するしかなく、手で触っても、、その人の皮膚の固さが正常なにか、異常なのか、判断はできません。
第一に肩の筋肉が硬く張っていても、ほぐして柔らかくしても、その時だけでは柔らかくなるでしょうが数時間から、数日、又は程度によっては、数か月持つでしょうが、また、同じことが起こりだします。
と言うのも、肩こりは筋肉だけで起きるものではないからです。
確かに肩の筋肉は良く使う、動かすことがありますから筋肉のコリ、つまり緊張、硬縮が起こりやすいことは事実です。
最近はスマートフォンを使う方が多くいるため、余計に肩の筋肉を酷使しています。
そのため肩こりが増えています。
また女性に肩こりが多いのは、もしかしたら胸のせいかも知れませんが、それはわかりません。
しかし、言えることは、体の崩れ、体の歪みから体力の低下が起きていると、支えることは難しくなり姿勢も悪くなり、猫背になりやすく、肩こりになります。
お問い合わせ方法
徳力整体院
予約制 電話:093-962-9133
所在地:北九州市小倉南区守恒本町2-2-10-2階
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定期的なケアで、肩こりのない快適な毎日を目指しましょう!