肩こりが自力で治らない本当の理由 北九州市小倉南区

この記事は約5分で読めます。

北九州小倉南区で肩こりが自力で改善しない、解消しない原因は、どこに問題があるのか?

肩こりが起きる時には普通なら筋肉のコリが起きたら、自力で自然と良くしよう、解消しようとする働きが起こります。

これを自然治癒能力と言いますが、自然と勝手に働いてくれる能力のことです。

しかし、自然治癒能力も、あくまでも体が正常に働こうとする性能ですが、その性能が落ちた時に起きるのが肩こりです。

さらに肩こりは肩の筋肉だけでは起きていませんが、筋肉を揉む、マッサージすることで表面上を楽にすることができます。

肩こりは筋肉だけの問題ではないと気づいていますか?

肩こりというと、多くの方が「肩の筋肉が硬くなっている状態」「筋肉のコリが原因」と考えています。

確かに肩こりがある部分を触ると硬さや重さを感じるため、筋肉が原因だと思うのは自然なことです。

しかし、ここで一つ疑問が生まれます。

体には肩以外にも多くの筋肉がありますが、なぜ肩の筋肉だけは自力で解消できないのでしょうか。

足や腕の疲れは休めば楽になるのに、肩こりだけは何をしてもスッキリしない。

この違いこそが、肩こりの本質を理解する重要なポイントになります。

自力で肩こりを解消できない本当の理由

肩こりが改善しない最大の理由は、筋肉そのものではなく「体の働きが低下していること」にあります。

本来、人の体には筋肉のコリを自然に減らす力が備わっています。

血液や体液が循環し、不要な疲労物質が流れ、筋肉は柔らかさを取り戻します。

軽い疲れであれば、睡眠や休憩だけで回復できるのはこの働きが正常に機能しているからです。

しかし肩こりが慢性化している方は、この体の働き自体が落ちている状態にあります。

そのため、肩の筋肉に溜まったコリを自分の力で減らすことができなくなっているのです。

体の働きが低下する原因は疲れの蓄積

体の働きが低下する原因は、日常生活や仕事、体を動かすあらゆる動作の中で生まれる「疲れの蓄積」です。

デスクワーク、スマートフォンの操作、長時間の運転、家事、育児、人間関係の気疲れなど、私たちは毎日知らないうちに疲れを溜め続けています。

一つ一つは小さな負担でも、それが積み重なることで体の働きは少しずつ落ちていきます。

「疲れていない」と感じていても安心できない理由

肩こりのある方の中には、「特に疲れていない」「そんなに無理はしていない」と感じている方も少なくありません。

しかし、それは疲れがないのではなく、疲れに気づいていないだけの場合がほとんどです。

疲れには特性があります。

人が自覚できる疲れは、体に溜まった疲れの一部にすぎません。

筋肉に溜まった疲れは感じやすいですが、それ以外の部分に溜まった疲れは、ほとんど自覚されないのです。

筋肉以外にも溜まる疲れとは

疲れは筋肉だけに溜まるものではありません。

体のバランスを保つための部分、姿勢を支える部分、体の流れを調整する部分など、さまざまなところに疲れは蓄積します。

これらの疲れは痛みとしては感じにくいため、本人は「何も問題がない」と思ってしまいます。

しかし体は正直に反応し、働きの低下や流れの低下という形でサインを出します。

その結果、肩の筋肉に溜まったコリを自力で減らすことができなくなり、慢性的な肩こりへとつながっていくのです。

肩こりは肩だけの問題ではない

肩こりが続くと、影響は肩だけにとどまりません。

体の働きが低下した状態が続くことで、骨盤の歪みや骨盤の開き、背骨のズレなど、全身のバランスにも変化が起こります。

体は一つの部分だけで成り立っているわけではありません。

肩の状態が悪くなると、無意識に他の部分で補おうとし、その結果、さらに体の歪みが強くなっていきます。

マッサージやストレッチで改善しない理由

肩こりを感じると、多くの方がマッサージやストレッチを試します。

これらは一時的に楽になることはありますが、根本的な改善につながらないことも多いです。

その理由は、筋肉だけを緩めても、体の働きや流れが回復していないからです。

体の土台が崩れたままでは、どれだけ肩をほぐしても、すぐに元の状態に戻ってしまいます。

肩こりを根本から解消するために必要な視点

肩こりを本気で解消したいのであれば、肩だけを見るのではなく、体全体の状態を見ることが重要です。

体の働きや流れを取り戻し、自然に筋肉のコリを減らせる状態へ戻すことが根本改善への近道です。

体の歪みやバランスの崩れを整え、疲れが溜まりにくい体へと導くことで、肩こりは少しずつ軽くなっていきます。

肩こりに悩む方からよくある質問

徳力整体院へ寄せられる質疑応答

Q1. 肩こりは年齢のせいですか?

年齢そのものが原因ではありません。年齢とともに疲れが抜けにくくなり、体の働きが落ちやすくなることが影響しています。適切に体を整えることで、年齢に関係なく改善は可能です。

Q2. 毎日ストレッチしても良くなりません

ストレッチは悪くありませんが、体の働きが低下したままだと効果は限定的です。体全体のバランスや流れを整えることが必要です。

Q3. 肩を触らずに肩こりが良くなるのは本当ですか?

本当です。肩こりの原因が肩以外にある場合、体全体を整えることで結果的に肩が楽になるケースは多くあります。

実際に多い肩こり改善の口コミ

「長年悩んでいた肩こりが、肩を強く揉まなくても楽になりました」
「その場しのぎではなく、体全体が軽くなる感覚がありました」
「肩こりだけでなく、姿勢まで良くなったのが嬉しいです」
「自分では気づいていなかった体の歪みを指摘してもらい、納得できました」

肩こりを我慢し続けないでください

肩こりは放っておいても自然に良くなるものではありません。

むしろ体の働きが低下した状態が続くことで、症状は慢性化し、他の不調へとつながっていく可能性があります。

肩こりは体からの大切なサインです。

筋肉だけを見るのではなく、体全体の状態に目を向けることで、今までとは違う改善の道が見えてきます。

本気で肩こりを解消したい方こそ、体の働きや流れを整える視点を持つことが大切です。