生理痛は「体の乱れ」を知らせる重要なサイン(北九州市小倉南区で徳力整体院)
生理痛が起きるのは
生理痛になりやすい体質の弱さがある方が、
普段の生活で気が付きにくい疲れの蓄積を増やして体の崩れ、体の歪みが起きていること。
生理痛は決して「当たり前の痛み」ではない
多くの女性が「生理痛は毎月あるもの」と思い込んでいますが、生理痛は本来そこまで強く出るものではありません。
生理痛が重くなったり、毎月のようにつらい症状が続いたりする場合は、体の内部でバランスの崩れが起きているサインです。
特に、体の歪みや疲労の蓄積は生理痛の悪化と深く関係しています。
体が整っている人は実際には少なく、ほとんどの方が気づかないうちに体が歪み、働きが弱まり、流れが悪くなっています。そしてこの状態が続くと、生理痛は月ごとに強くなることさえあります。
生理痛が悪化する背景には「体の崩れ」がある
生理痛は単に子宮だけの問題ではなく、全身の状態が影響します。
特に大きく関わっているのが次の3つです。
- 骨盤の歪み
- 背骨のズレ
- 筋肉の緊張と疲労の蓄積
これらは、日常生活・仕事・姿勢・ストレスなどから少しずつ蓄積した「解消されない疲れ」が原因です。
疲れが取れないまま生活を続けると、体はじわじわと崩れ、生理のたびに痛みが強く現れるようになります。実際に、体が整っていれば、血流がスムーズになり、骨盤まわりの筋肉も柔らかく、子宮の働きが低下しにくいため、生理痛が軽減しやすくなります。
疲れが取れない人は生理痛が重くなりやすい
疲れがうまく回復できていない人は、生理痛が重くなる傾向があります。
本来、睡眠は体の疲れを回復させる大切な時間ですが、
「寝ているのに疲れが取れない」
「朝起きても体が重い」
と感じるなら、それは回復機能が低下している証拠です。
疲労が回復できない原因は次の通りです。
- 脳の働きが疲れで弱まり、回復指令を出せない
- 回復に必要なエネルギーや栄養が不足
- 睡眠の質が低下して深く休めていない
- 寝ても疲労が減らず、逆に蓄積していく
疲れを取るのは「脳の仕事」です。
ところが、多くの方の脳は慢性的に疲れており、十分に回復する睡眠ができていません。
この状態が続くことで、生理痛はさらに悪化します。
骨盤の歪みが生理痛を強くするメカニズム
生理痛と骨盤の関係は非常に深く、骨盤の歪みや開きは生理痛の強さに直結します。
骨盤が歪むと子宮の働きが低下する
骨盤の中には子宮や卵巣が存在しているため、骨盤が歪むと以下の影響があります。
- 子宮が圧迫されて痛みが起きやすい
- 血流が悪くなり痛み物質が排出されにくい
- ホルモンバランスが乱れやすい
- 下腹部の冷えが強くなる
これらが重なり、生理痛の悪化につながっていきます。
初期段階では痛みを感じないのが問題
骨盤が少し歪んだ程度ではほとんどの人が痛みを感じません。
しかし、疲労が蓄積して骨盤の開きが広がると、ある日突然生理痛が重くなったり、強い腰痛を引き起こしたりします。
これが「ある日突然つらくなる生理痛」の正体です。
背骨のズレと生理痛の関係
背骨も生理痛と密接に関係しています。
背骨がズレると、神経の働きや血液・リンパの流れが低下し、骨盤の動きが悪くなります。
この状態のまま生理を迎えると、下腹部の痛みだけでなく、腰痛、背中の張り、足の冷えといった症状が重なります。
さらに、背骨のズレは呼吸にも影響を与えるため、酸素が不足しやすく、疲れが抜けにくい体になります。
そして疲れが取れないことで生理痛がまた重くなる…という悪循環が続くのです。
大腰筋・腸腰筋の緊張が生理痛を引き起こす
骨盤の内側にある大腰筋や腸腰筋は、姿勢を支える重要な筋肉です。
しかし、疲れが蓄積するとこの筋肉が硬くなり、骨盤を前後に引っ張り、さらに歪みを強めます。
筋肉が緊張すると――
- 子宮や卵巣の位置が微妙にずれる
- 下腹部が張る
- 冷えが起きる
- 血流が悪化する
これが生理痛の原因として大きく影響します。
生理痛と薬の関係:薬が効かない理由
市販の鎮痛剤は、痛みを一時的に抑えることができます。
しかし、それは根本から改善しているわけではありません。
薬で抑えられる生理痛と抑えられない生理痛
薬が効くのは、体の働きがある程度正常な場合です。
しかし、次のような状態では薬が効きにくくなります。
- 骨盤の歪みが強い
- 疲れが溜まりすぎている
- 神経や血流の働きが低下している
- 背骨や筋肉の緊張が限界に近い
これらは薬では解消できません。
薬が効かないときは、
「体が限界に近い」というサインです。
生理痛と生活習慣の深い関係
生理痛の重さには生活習慣も強く関係しています。
冷え・むくみ・運動不足
冷えは生理痛を重くする大きな要因です。
子宮は冷えに弱く、血流が悪くなると痛みが強くなりやすいのです。
さらに、むくみがあると下腹部が張りやすく、痛みと圧迫感が増えます。
姿勢の乱れ
猫背・反り腰・片足重心などの姿勢が続くと、骨盤の歪みや背骨のズレが起き、結果として生理痛の悪化につながります。
姿勢の乱れは体の崩れ、体の歪みから起きています。
生理痛を根本から改善するためのポイント
生理痛を改善するための根本は、
体全体の崩れを整えること
です。
- 骨盤の歪みを整える
- 背骨のズレを解消する
- 大腰筋・腸腰筋の緊張を緩める
- 疲れが取れる体に戻す
- 回復できる睡眠を取り戻す
この5つが揃うと、生理痛は自然と軽くなっていきます。
質疑応答(Q&A)
徳力整体院へ寄せられる質疑応答
Q. 生理痛は整体で改善できますか?
整体で骨盤や背骨の歪みが整うと、子宮の働きがスムーズになり、痛みが軽減しやすくなります。
Q. 生理痛が急に重くなったのはなぜ?
疲れが限界に達し、骨盤の開きや筋肉の緊張が強まった可能性があります。
Q. 腰痛と生理痛は関係ある?
関係があります。
骨盤の歪みが腰の負担を増やし、生理時の痛みを強くします。
生理痛の口コミ・体験談
徳力整体院へ寄せられる感想、口コミ
生理痛で毎月つらかったのが軽くなりました
長年、生理痛で動けない日がありましたが、体の歪みを整えることで下腹部の痛みが軽くなり、生活が楽になりました。
冷えと張りが改善し、生理の痛みが変化
体のバランスを整えてもらってから、生理前の冷えや張りが減り、痛みが和らぎました。
薬の回数が減りました
薬が効かないことも多かったのですが、骨盤周りが整うと生理痛の強さが大きく変わりました。
生理痛は「体の声」。根本から整えることが改善の近道
生理痛は、体が「助けを求めているサイン」です。
放置せず、体の歪み・疲れ・働きの低下を整えていくことで、つらい生理痛は根本から変わります。

